ドーピング

今日、ある国家資格の申請の為に、麻薬大麻証明書を求めて患者さんが来院した。いつも思うのだが、ナンセンスな証明書だと思う。患者さんが自ら麻薬中毒を申告する訳ないし、それを調べたら相当なお金の負担が必要だ。だから、問診だけで、証明書を発行する。お役所の本意がわからない。
それと同じように、今、総合格闘技界でもドーピングチェックについて議論が活発化している。これも試薬にはピンからキリまであり、コスト面の問題が多い。また、アマチュアスポーツではないから、実際に引っかかったところでどうするのか!?、使ったからって、総合格闘技を戦う上でプラスなのか!?、興行なんだから、リング上で最高のパフォーマンスを見せてお客さんが喜んで帰るならばいいんじゃないの!?、勝つ事だけが目的なの!?…。プロの競技だから、という事で色々な意見が出て、結論は難しい。これからの課題だ。
いずれにしても、一生懸命やって、如何様せず燃え尽きるまで戦い、気持ちが入った戦いをすれば、僕らはその選手を評価出来るし、たくさんの感動や、試合から活力をたくさんもらえる。どんな選手もリング上で心配なしに戦えるように、僕らリングドクターは精一杯環境を整えよう。
今日は、我らの山宮恵一郎選手、佐々木有生選手からある連絡をもらい、興奮してたら、こんなことを思いました。午後は晴れて良かった。