風格

昨日はクリニックに、パンクラスライトヘビー級キングオブパンクラシストの川村亮選手、そして今が旬の戦極ライト級グランプリチャンピオンの北岡悟選手が揃って来た。２人とも数年前とは比べものにならない程色んな意味で大きくなり、おまけに体も大きくなったので車はｷﾂｷﾂだった。ちょっと前は単なる若手選手だったけど、随分風格が出たものだ。まだオーラはないが本当に風格が出て、堂々としている。そういえば、自分も研修医が終わり自らが執刀する学年になった時、病棟で教授に、肩で風切って本当に堂々としてきたな、って言われ何だか嬉しかった記憶がある。彼らもようやく背負う物、守る物ができ、自然に風格が出て来たのだろう。うらやましい。今の自分はまず謙虚に親身になって患者さんの為に一生懸命頑張っている。勤務医時代の自惚れは綺麗さっぱり捨てた。自信や風格やオーラなんて付けようと思って付けるもんじゃない。開業医一年生の自分は、初心を忘れず、自分のスタンス、姿勢は一貫し、いつか彼らのように風格や自信やオーラが放てるように頑張ろう、と思った。
ちなみに、川村君と病院を出て一杯やったら、練習生の頃と全く同じ目をギラギラさせて、大きな夢を語ってくれた。自分も大きな夢を持って邁進しよう。そして帰り際に硬い握手をして別れた。明日からのモチベーションがまた上がった。よしっ!