日曜日はPANCRASE興行
日曜日は今年二回目のPANCRASE興行。
この興行まではテレビ中継がないので、何となく落ち着いた興行に思えるが、大勢の外国人選手も来日し見応えのあるカードが揃っている。
そんな中、リングドクターとしては試合直前の問診を復活させる。
”リングドクターは試合中だけ見てくれればいい。”
という、無責任な助言と衝突し、ある意味怠慢をしていた。
だが、いろいろなことを経験し、背に腹は代えられぬ思いで、メディカルサポートの本分を果たす。
リングドクターを20年近くやっていると、時代の変遷を感じる。
自分の中でのリングドクターとしての感覚も変遷している。
だからこそ拘ることは拘って、我慢もせず、嫌ならやめればいい...と割り切れるようになった。
というのも、好きだからやっていることが大前提だからだ。
別に義務でもないし、医師としての中心の業務ではない。
大好きな格闘技、大好きなPANCRASEのためにやっているだけなのだ。
そう思えたら楽になった。
これからも一層リングドクターを頑張っていこう。
そして今回は法人PR部から、TSUNEこと恒村君が出場する。
直前のバタバタ劇があったが、何とが出場に漕ぎ着けた。
普段の診療業務も、休日を中心としたPR業務も、そして早朝の地域活動も、今まで以上に頑張って、そして時間を上手く使って練習してきた。
入職した時とは明らかに違う生活で頑張ってきたので、何とか無傷の4連勝を果たしてもらいたいものだ。
そして、クリニックにはたくさんの格闘家が来院した。
安西選手、清水俊一選手、高木選手、佐藤洋一郎選手、トク、江藤選手...。
忙しい診療の中、格闘家との時事放談をすると、何だか気持ちが切り替わりすっきりする。
気のある格闘家は、遠い武蔵村山まで自分を頼りにして来院してくれる。
こういう選手たちがいる以上、これからも頑張っていきたいものだ。
明日からも頑張ろう。