それぞれの地域医療

先日、大学医局の仲間である高橋先生と谷津先生と随分久しぶりに会った。レジデント時代は昼夜問わず一緒に、手術にICUに走り回ったものだ。特に心臓血管外科時代に約1年間、このメンバーで修行した。辛い時には随分慰められ、助けてもらった。そして彼らは自分と違い、学生時代からも優秀だったので、よく出来るレジデントだった。体が基本の外科医の中でちょっと異色だった。
そして、今はそれぞれの地で地域医療を行っている。埼玉県と群馬県と、そして自分が東京都。やっていることが違っても育ったところは同じである。どんな感じで患者さんに接して、どんな医療をやっているか...見なくても良くわかる。
それぞれが精一杯頑張って、また次に再開する時に、笑顔で胸を張って会える様、健闘を誓い合った。
おっとりとした小さな同窓会だった。