明暗くっきり

昨日はPANCRASE興行。近藤選手の防衛と渡辺大介選手の復帰戦勝利は見事だった。
上京してから何度も来院してくれ、自分を慕ってくれる砂辺光久選手。残念ながらチャンピオンの防衛が果たせなかった。非常に悔しいというかやるせない。今回は自分の事のように歯がゆかった。リセットして次に進もう。
鹿又選手の圧勝は、本当に気分が良かった。今回も減量のことに関して一緒に考えて助言し、その通りやってもらったら、試合中のコンディションは最高だった。動きが完璧で、勝利の事実よりコンディションの良さが医者として嬉しかった。
今日は、疲れているところ、朝一番でクリニックに挨拶に来てくれた。本当に律儀な選手だ。ありがとう。
そして、盟友KEI山宮選手。悔やんでも悔やみきれない敗戦。また、仕切りなおしで頑張りましょう。
そして、さぞかし落ち込んでいると思いきや、試合後に会って声をかけてみると、いつに無くさっぱりした笑顔。ポーズは、無理やり、”落ち込んだ山宮選手”を作ってくれた。

でも、やることやって全てを出すと、結果など関係ないくらい納得できるものなんですね。勝ちだけにこだわる格闘家像を超えて、奥の深さを感じました。
選手の皆さん、お疲れ様。また、感動と活力をお願いいたします。そのために僕も毎日頑張ります。