PANCRASE興行

昨日は、PANCRASE CHANGING TOURの最終戦が行われた。今は、格闘技界がガタガタしているが、PANCRASEは独自路線で頑張っている。その集大成の大会で本当に素晴らしい試合の数々だった。”武蔵村山さいとうクリニックファミリー”の面々は明暗がはっきり分かれた。まず、川村亮選手は、今日一番の壮絶な試合で王者防衛。何も文章では言えない、今年のPANCRASEベストバウトだった。平山選手は何もしないままの完敗。アライ選手と鹿又選手の試合は、本当にレベルの高い最高の試合。ようやく決着した。
今年のメインイベントは、金井一郎のミドル級王者奪還。感動した。北岡悟が、一度もセコンドを外さず常にそばにおいて育てた叩き上げ選手。謙虚すぎる性格で心から優しい男がついに頂点に立った。感慨深かった。
PANCRASEと共に歩み、もう10年近く経つが、今年もたくさんのパワーをもらった。この感動が自分のモチベーションになり、明日に繋がる。毎回そんな気分になってリングドクターをやってきた。
今年もあと三週間ほどだが、十分すぎる位のエネルギーをもらって帰路についた。彼らに負けじと今年も頑張ろう。