ベルトの受診

インフルエンザが流行っている。必然的に患者さんが増えるのは当然だが、今日の外来には最後の最後にすごい奴が受診に来た。”戦極フェザー級チャンピオンベルト”。
本牛革の匂いをプンプンさせて、クリニックにとうとうやってきた。武蔵村山に凱旋だ。もちろん、ご主人様も来院し、クリニックは本当に盛り上がった。
職員一人一人と記念写真に納まり、最後の患者さんとして、疲れを取り払ってくれた。初対面だが、このベルトを取るために日夜、血のにじむような努力をしている格闘家のことを考えると、重すぎて重すぎて、洒落では考えられない。
金原選手、約束を果たしてくれてありがとう。
チャンピオンベルトがきたクリニック...。小さなクリニックだが、幸せだ。