ハードヒット

連休の最後の月曜日は、夕方からハードヒット新木場大会だった。


ノーギャラのリングドクター。


若い頃から応援している佐藤光留君がプロデューサーで、高橋さんも川村君も山宮さんも出る。そして、松本崇寿君も和田君も出る。
そんな、興行に協力してくれと頼まれたら、断る理由などない。

爽やかな気持ちで会場入りした。




プロレスの興行だけれど、リングドクターで参加してる以上、怪我人を出してはいけない。
いつもよりは肩の力を少し抜いて、リングドクターを頑張った。


控え室も、パンクラスの雰囲気とは違って、これもまた良かった。

試合前には、今回から高橋さんのパンツを作ったので、記念の写真撮影をした。


そして、親友の山宮さんは久々の試合。


パンクラスよりも、緊張していることが伝わった。

スポーツMMAもいいが、プロレスも本当に楽しい。

そして、ぴょんぴょん跳ねるプロレスもいいが、いわゆる格闘技プロレスも最高に楽しい。

今回、改めて感じた。


試合後の和気藹々とした雰囲気も、一種独特で、何だか居心地が良かった。

猿渡先生も高橋さんの応援に駆けつけ、高橋さんへの愛情が伝わった。

人喰い義生の名付け親だものね。



今回の興行も、事故なく終わり、ホッとした。




高山さんの状態に不安の声も上がるが、プロレス格闘技全体が、高山さんの分まで頑張っていくしかない。


自分は選手ではなくドクター。高山さんがどんな状態であるかは、経験上、会わなくてもよくわかる。

だからって、臨床医としてエビデンスを元に語るのではなく、リングドクターとして奇跡を信じよう。


高山善廣選手。頑張って!頑張って!本当に頑張って!!



そんな、現代版プロレス格闘技。ハードヒットに浸ったリングドクター業務だった。