パンクラス興行

一昨日は、冷夏の日曜日。残暑が厳しい例年ならば、プールに突入するのだが、そんな気にもならないほど涼しかった。
そんな日曜日なので、ルーティーンを実行した。


普通に起きて、河川敷ジョギングをした。先週はサボったので、久々のジョギングだ。ゆっくり走って10kmでやめた。

その後少し休んでから、ディファ有明に向かい、パンクラス興行だった。



今回の興行は、パンクラスvsDEEPの対抗戦やキングオブパンクラスのタイトルマッチ、ネオブラの決勝戦など、色々なカラーの試合が目白押しで、その期待からか、かなり早い段階から入場チケットは完売。会場の熱気も物凄いものがあった。



対抗戦は、操作したように、2勝2敗1NCのドロー。
決着がつかないところに対抗戦継続という運命を感じた。
道場制ではない今の興行形態だが、パンクラスもDEEPも団体のプライドをかけて戦い、いつもと違う会場の雰囲気は、場の緊張感を煽った。


メインのタイトルマッチとセミの時期挑戦者決定戦には、勝者と敗者の生き様を感じた。
この四人。実はみんなアラフォーに近い、ベテランファイター。


最近の若い選手は堂々と、UFCを目指している事をパンクラスの舞台で公言してしまう。
自分も最近は、そんな事に何の違和感も感じなくなってしまった。


だが、ここは伝統と歴史のあるパンクラスの舞台。

頂点の人間だけが、キングオブパンクラシストと言われるのである。


パンクラスが最強だと思っている、パンクラス愛を持ったベテランファイターだからこそできる、魂の入った素晴らしい試合だった。




そして、UFCから離れた粕谷選手とUFCを目指している松嶋こよみ選手の試合も、ハイレベルな見応えのある試合だった。
二人とも仲良く、応援しているので、気持ちは微妙だったが、世界標準ともいえる攻防を繰り返し、素晴らしかった。

他にもたくさん素晴らしい試合があったが、その後は何処かで格闘技談義をしよう。

ネオブラッドトーナメントの若きファイターが、やや元気のないように見えた。
これからの活躍に期待しよう。




今回は、ドクター2人体制で対応した。

この試合数や興行規模だと流石に難かったが、会場での大きな怪我がなく終えることができた。

来月の興行はなし。

次回は10月だが、いろんな反省点を踏まえて、次のリングドクターも頑張っていこう。


みなさんお疲れ様でした。

選手のみなさん、激闘をありがとう。